磁性シートを用いたタッチディスプレイ用触覚インタフェースプロトタイプ手法
Magnetact(マグネタクト)はマグネットシートを用いたタッチディスプレイ向けの触覚インタフェースプロトタイプ手法です。一般的なマグネットシート自体に導電性はありませんが誘電体であるため、十分に薄ければ静電容量式のタッチセンサによって、シート越しでも指を検出することができます。さらに、我々が提案する手持ちの着磁器で磁性パタンを書き換えることにより、シート間に発生する磁力を操作し、提示する触覚を簡単に編集することが可能です。簡素な構成であるため、形状やサイズを自由にデザインできることはもちろん、スイッチ、スライダ、ボタン、ダイアルなど、さまざまな種類のインタフェースをつくることができます。
Publication:
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Kentaro Yasu. 2018. Magnetact: Magnetic-sheet-based Haptic Interfaces for Touch Devices. In Proceedings of SA ’18 Emerging Technologies, Tokyo, Japan, December 4-7, 2018, 2 pages. https://doi.org/10.1145/3275476.3275478 [demo]
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Kentaro Yasu. 2019. Magnetact: Magnetic-sheet-based Haptic Interfaces for Touch Devices. In Proceedings of the 2019 CHI Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI '19). ACM, New York, NY, USA, Paper 240, 8 pages. DOI: https://doi.org/10.1145/3290605.3300470 [Full Paper]